寿シネマ
ラディカル・ラブ
サティシュ・クマール 巡礼の旅
~ガンジーの非暴力思想で平和のメッセージを届ける~
サティシュ・クマールは9歳の時にジャイナ教の修行僧となり、18歳の時に還俗。
ガンジーの非暴力と自立の思想に共鳴し、現代の代表的な思想家、平和活動家、教育者、エコロジストとして70年近くにわたって世界中に影響を与え続けている。
冷戦の最中には、核兵器廃絶を訴え平和のためにインドからアメリカのワシントンまで2年半をかけ8,000マイル(約1万2,872km)の平和巡礼を行ったことで知られる。
その際、師と仰ぐマハトマ・ガンジーの弟子のビノーバ・バーベから「お金を持たない」という“非暴力の武器”を授かる。
「お金を持っていれば食事にも宿にも困らず一人で事足りるが、お金がなければ他人と自分を信頼し、必要とせざるを得ない」という師の教え通り、一銭も持たずに長い道のりを踏破した。
このことは、その後の彼の人生にも絶大な影響を与えた。

<人生は巡礼の旅、私たちはみな巡礼者>
本作では、これまでのサティシュの”巡礼の旅”を振り返り、サティシュが先人や母、妻との暮らしから学んだ自身の根底にあるものを再確認する。
1973年からイギリスに定住。
1991年に設立した、自然から学びホリスティックな教育を目指す。
先駆的な教育機関シューマッハ・カレッジでは自らも料理し世界各国から集う人々と食事を共にし語り合う。
故郷のインドでは、著名な環境活動家であり盟友のヴァンダナ・シヴァと共同設立した。
生物多様性や種子の保全、有機農業を推進するナヴダーニャの哲学講義で平和を説く。
愛のエネルギーに満ち溢れ、力強い言葉とあたたかいまなざしで、現在も愛と平和のメッセージを伝え続けている。
上映作品
ラディカル・ラブ
開催日
2024年12月19日(木)
1部 13:00〜 / 2部 18:30〜 / 105分
参加費
2200円(税込)/ワンドリンク付き
*学生に鑑賞券プレゼント。無料でご覧いただけます。
定員
15名
会場
ことぶき
604-0906 京都府京都市中京区新烏丸通竹屋町上る東椹木町118
花束
2月は俳優・タレントとして活動するサヘル・ローズさんが初監督に挑戦した映画『花束』を上映します。
上映後には、サヘル・ローズ監督との対話の時間も設けます。
『花束』について
様々な感情を、思いを抱きながら児童養護施設で育った若者たち。
傷つきながらも笑顔を絶やさない彼等が抱える孤独。
一人一人が記憶を紡ぎ、心の欠片を彼等自身が全身全霊で表現。
ドキュメンタリーでもフィクションでもない、実験映画『花束』。
もし、表現できる居場所を失ったら私は生きていけない。
だからこそ、表現によって生かされているこの命を 次の世代にバトンを繋げたく、
この作品を生み出そうと決意しました。
今、施設にいる子どもたち、
家族がいてもいなくても苦しんでる全ての大人へ、
彼等の表現『花束』を受け取っていただけたら幸いです。
-サヘル・ローズ


サヘル・ローズ監督
イラン生まれ。本当の誕生日も本名も知らないまま、7歳までイランの孤児院で過ごし、8歳で養母とともに来日。
高校生の時からエキストラの仕事を始めた。後に事務所に所属。
現在では表現はとして幅広く活躍している。
舞台『恭しき娼婦』では主演を務め、映画『西北西』や主演映画『冷たい床』はさまざまな国際映画祭で正式出品され、イタリア・ミラノ国際映画祭などで最優秀主演女優賞を受賞。
また、第9回若者力大賞を受賞。
芸能活動以外にも、国際人権NGOの「すべての子どもに家庭を」の活動で親善大使を務めた経験もあり、公私に渡る支援活動が評価され、2020年にはアメリカで人権活動家賞を受賞する。
上映作品
花束
開催日
2024年2月20日(木)
1部 13:00〜 / 2部 18:00〜 / 94分
参加費
2200円(税込)/ワンドリンク付き
定員
20名
会場
ことぶき
604-0906 京都府京都市中京区新烏丸通竹屋町上る東椹木町118
第三木曜日は
映画の日
毎月第三木曜日18時半からは
映画を上映します。
平和、難民、貧困、
気候危機など世界の課題、
SDGsがテーマの
主にドキュメンタリー映画を配給する
ユナイテッドピープル(株)
http://www.unitedpeople.jpと提携し、
月替わりで映画を上映します。
これまでの上映作品
アクセス
604-0906
京都市中京区東椹木町118
(河原町丸太町下ガル西入ル)
お問い合わせ
ご予約・お問い合わせは、
寿お問い合わせ用LINEのて承ります。

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